週末、家族で出石へ行ってきました。
兵庫の北部に住んでいると、出石は「近くて行きやすい」くらいの距離感だけに、なんとなく後回しにしていた場所でした。子どもたちが「どこか行きたい!」と言い出したのをきっかけに、やっと重い腰を上げることに。
「小京都」って、ほんとうだった
到着してすぐ、思わず「あ、ほんとうに京都っぽい」と声が出ました。
白壁の蔵、石畳の路地、格子窓のある古い町家。観光地として整備されているのに、どこか生活の気配が残っていて、ただ「きれいに保存された場所」とは違う空気がありました。
子どもたちは最初こそ「石畳、歩きにくい」とぼやいていたけれど、路地の奥に猫を見つけてからは自分たちでどんどん先へ。気づけば私たちのほうがついて行く側になっていました。
ゆっくり歩くからこそ、見えるもの
車だと通り過ぎてしまうような細い路地に、手入れされた小さな植栽があったり、古い看板がそのまま残っていたり。
歩くペースが遅い分、目に入るものが増えます。
「このお家、むかしからあるのかな」と子どもが聞いてきて、うまく答えられなかったけれど、そういう問いが生まれる場所って、いいなと思いました。
町が、呼吸している感じ
観光客向けのお店も並んでいるけれど、地元の人が普通に自転車で通り過ぎていく。そのごちゃまぜな感じが、出石の町の居心地のよさだと思います。
整いすぎていない。でも、ちゃんと美しい。
そういう場所が、好きです。
また来たい、と思える場所
帰り道、「また来ようね」と子どもが言いました。
次は違う季節に来てみたい。冬の白壁は、また違う顔をしていそうで。
出石は、一度では足りない町でした。
