置いておきたくなる鍋敷き。亜麻草という素材に出会った話

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キッチンの引き出しを整理していたら、長年使ってきた鍋敷きがすっかりくたびれていることに気づいた。毎日のように熱い鍋やお皿を受け止めてくれていたのだから、当然といえば当然だ。せっかくなら、長く付き合えるものを選びたい。そんなふうに思いながら出会ったのが、亜麻草でできた鍋敷きだった。

亜麻草という、やさしい素材との出会い

亜麻草と聞いて、すぐにピンとくる人は少ないかもしれない。でも「リネン」と言えば、ふっと身近に感じられるのではないだろうか。そう、あの心地よい風合いのリネンの原料になっているのが、この亜麻草なのだ。

わが家では、できるだけ自然素材のものを暮らしに取り入れたいと思っている。子どもたちが触れるものだからこそ、化学的なものより、土や植物から生まれたものに惹かれてしまう。この鍋敷きを手に取ったとき、その素朴であたたかな質感に、なんだかほっとしたのを覚えている。

ダイニングに、さりげなく寄り添ってくれる

使ってみてまず感じたのは、その見た目のかわいらしさだ。鍋敷きというと、実用一辺倒で食卓の隅に追いやられがちなものだけれど、これは違った。テーブルにぽんと置いておくだけで、ダイニングの雰囲気がやわらかくなる。来客の日も、慌てて隠さなくていいのがうれしい。

そしてなにより、つくりがしっかりしている。熱い土鍋を乗せても、フライパンを置いても、びくともしない安心感がある。バタバタと夕飯の支度をする平日の夕方、こういう「ちゃんとしたもの」がそばにあると、不思議と心に余裕が生まれる気がする。きっと、これから何年も一緒に過ごしていける道具になるだろう。

亜麻草と、これから

鍋敷きひとつで暮らしが変わるわけじゃないけれど、毎日使うものを少し丁寧に選ぶことで、台所に立つ時間が少しだけ好きになった気がする。

亜麻草の鍋敷きは、そんな小さな変化をくれた道具。気になった方は、よければのぞいてみてください。

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